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「明るい不登校」

「明るい不登校」が、最近増えてきていると言われています。

「明るい不登校」とは、不登校の最初の頃は誰とも口をきかなかったり、部屋にこもりっきりだったりで、いわゆる「引きこもり」っぽかったのが、そのうち次第にテレビを見たり、おしゃべりもしたりして、はたから見ている分にはいたって普通という状態です。

「明るい不登校」になるパターンの多くは、不登校が始まったころは親も先生も何が原因なのだろうと必死になりますが、子供に原因を聞くたびに嫌な顔をされたりして(学校の話になると特に嫌な顔になる傾向があります)、そのうち気を使って何も言わなくなると、段々雑談くらいはできるようになってくるというものです。

「明るい不登校」に対する対応策として「じっくり待ちましょう」とか「本人の意思を尊重しましょう」というようなものが多かったようです。
しかしそれでは、子供が不登校から逃げているのを黙認しているだけという気もしないでもありません。

肝心な話題を避けて、差しさわりないことだけを話すだけで、いつしか放置状態になってしまい、結果的に不登校が長期化してしまう場合があります。

「明るい不登校」の裏には悲しみや怒りが隠れているものです。
これを思い切って表に出さない限りは、本当の改善に繋がらないかもしれません。
明るいからと言って安心しないようにすることが肝心です。

「伊藤幸弘・不登校ひきこもり解決DVD」

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「明るい不登校」の対応策

「明るい不登校」をしているお子さんをお持ちの親御さんへ、ここでいくつかアドバイスしてみたいと思います。少しでも気づきがあれば幸いです。

まず一番大切なことは、肝心な問題に目をそむけないで悩むことです。お子さん一人が悩むのではなくて、あなたがお子さんと一緒になってじっくり悩んであげるのです。

このとき重要なのはあなたは聞き役に徹するということです。そうすることで子供が話したいこと、今思っていることをどんどん話してくれるようになるでしょう。

そして、あなたがあいづちを打ったり、当たり障り無い言葉でもいいですから、声かけしている内に、「ここが嫌だ」「ここが分からない」などマイナスの感情を言葉にしている自分に気づき、意外と自分で答えや解決策を見つけてしまう可能性も出てくるのです。

いくら家の中で明るく振舞っていたとしても、不登校をしていることには変わりありません。この事実はしっかりと受け止める必要があります。子供はどうしても経験不足のために自分だけの力ではこの大きな問題を乗り切ることが出来ないかもしれません。

その時にあなたはきちんと手を貸してあげられるよう準備しておくことが必要です。これ、とても大切なことですよ。

例えば、家族のあいだで風通しよくコミュニケーションをとることからはじめてみましょう。休日にどこかへお出かけしてみたり、お子さんの趣味を一緒にやってみたり、家事を手伝ってもらうなど、家族の中で協力して生活していくうちに心の中の「何か」が変わるかもしれません。

また、家庭内だけで対応するのではなく、学校とも密に連絡を取っておくことも必要ではないかと思います。学校に復帰した後の段取りをできる限り付けてあげれば、学校もお子さんも復帰後の対応が変わってくるはずだと思うのです。




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